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基調講演者一覧

基調講演者のプロフィール

BRUCE WAMPOLD博士

 吃音・クラタリング世界合同会議in Hiroshima 2018組織委員会は、Bruce Wampold博士(ABPP)が2018年7月の基調講演者の1人に選定されたことを正式に発表いたします。
 Wampold博士は、ノルウェーのビーケルスンにあるモダム精神病理学センター研究所の所長であり、ウィスコンシン大学マディソン校のカウンセリング心理学の名誉教授でもあります。彼は米国心理学会のフェロー(部門12,17,29,45)、米国専門心理学委員会によって認定されたカウンセリング心理学の専門家であり、2007年には米国心理学会より特別研究賞を授賞されました。

今回、Wampold博士は、本合同会議において「治癒の社会基盤」をテーマに、治療の社会的背景と治療的関係の重要性についてお話しいただく予定です。また、臨床家が効果をさらに向上させる方法や、人々がより効果的に治療や支援を受ける方法についてもお話しいただく予定です。

組織委員会は、Wampold博士が、私たちとともに本合同会議に参加し、この基調講演を行うことで、参加者間の有意義で活発な議論のきっかけとなることを心待ちにしておられることを、大変光栄に思います。 Wampold博士やその他の基調講演者についての情報は、できるだけ早期に発表したいと思います。詳細は本合同会議のHP(http://jointworldcongress.org/)をご覧ください。

#owmv2018

 

FLORENCE MYERS博士

CHARLEY ADAMS博士とSUSANNE COOK博士とともに

Florenceこのたび、クラタリングの概念化について議論する基調パネルについてお知らせできることを大変嬉しく思います。このパネルは、クラタリングの理解や吃音との関連性について30年に渡り研究されてきたFlorence Myers博士(ニューヨーク州ガーデンシティのアデルフィ大学)を中心に進めていただく予定です。

Myers博士は、ブルガリアのカタリノで2007年に開催された第1回クラタリング国際会議の共催者として尽力されましたが、この会議において国際クラタリング学会(ICA)が“誕生”しました。また、Myers博士は米国言語聴覚協会(ASHA)のフェローであり、クラタリングの領域での貢献が認められStuttering Foundationと国際クラタリング学会(ICA)によりDeso Weiss賞を受賞されています。さらに、博士のご著書はフランス語、ポーランド語、そしてブルガリア語で翻訳されています。

「科学と吃音コミュニティ:ことばがつなぐ一つの世界」における、このパネルでの基調講演では、「クラタリングの概念化に向けた3方面からのアプローチ(TPA-CC)」についてご紹介いただきます。Myers博士はTPA-CCを開発する上で中心的な役割を果たされましたが、今回日本で博士から、この重要なアプローチについてご説明いただけることを大変ありがたく思います。この講演はクラタリングや吃音がある人にとって、またそれらの臨床や研究に携わっている参加者にとって、大変興味深いものになるでしょう。そして今回の基調パネルでは、クラタリングの定義についての見方を提示し、クラタリングと吃音の類似点・相違点について検討し、クラタリングの概念化の方法について討論する予定です。またこのパネルには、Charley Adams博士とSusanne Cook博士にも登壇して頂く予定です

 

 

adams charley 2017Adams博士は、サウスカロライナ大学で臨床助教授をしており、2000年から流暢性障害に関する大学院の授業を担当しています。博士は、2001年以降全米吃音協会(NSA)のコロンビア支部を率いており、2008年から2013年の間、NSAの地域コーディネーターを務めています。2013年には年間最優秀SLP*に選ばれました。彼は、多くのNSAワークショップを担当し、またNSAの生涯学習教育評価委員会の委員長をしています。また、国際クラタリング学会の現会長でもあり、2018年広島で開催される世界合同会議の企画委員ならびにプログラム委員も務めています。
* Speech Language Pathologist
:言語聴覚士

 

 

 

SCookCook博士は、ドイツ出身のSLP*で、1995年以降、流暢性障害を専門にしています。彼女は、吃音セラピストの資格(Interdisciplinary Association for Stuttering Therapists)を有し、10年間、子どもと青年期の人たちを対象とした夏季集中治療プログラムを運営してきました。2011年、Cook博士は、University College Londonにて、発達科学の分野で博士号を取得しました(博士論文の題目は「情動要因、いじめ、言語能力、運動能力と、吃音のある子どもに対する治療効果との関連)。Cook博士は、流暢性障害に関するドイツの診療ガイドラインの共著者です。また彼女は、国際クラタリング学会の次期会長であり、2018年に日本で開催される世界合同会議では企画委員会を務めています。彼女の研究上の関心は、クラタリング、吃音がある子どもたちに対する治療効果、いじめおよびそれに対する効果的な対応が吃音のある子どもたちに及ぼす影響、そして、人生における吃音の心理的影響に渡ります。Cook博士は現在、アメリカのバージニア州にあるFairfax County Public Schools に勤務しています。

* Speech Language Pathologist:言語聴覚士

 #owmv2018

 

森 浩一博士

吃音Koichi Mori pic 2.2・クラタリング世界合同会議in Hiroshima 2018組織委員会は、森浩一博士が20187月の基調講演者の1人に選定されたことを正式に発表いたします。

森博士は、1981年に東京大学医学部を卒業し、1988年に東京大学大学院医学系研究科にて医学博士(神経科学)を取得しました。森博士は、1992年より、神経イメージングを用いた研究ならびに応用行動分析および治療の有効性研究など、吃音に関する研究に携わってきました。現在、埼玉県所沢市にある国立障害者リハビリテーションセンター病院第三診療部長および同学院の学院長を務めています。森博士は、日本吃音流暢性障害学会(JSSFD)の創設メンバーの1人です。

森博士の現在の代表的な研究には、認知行動療法(CBT)を用いた吃音のある成人に対する臨床研究があります。他には、日本の吃音のある幼児の有病率等に関する包括的かつ大規模な疫学調査研究や、吃音のある青年や成人のための集団CBTアプローチの開発が含まれます。

今回、森博士は、吃音のある青年・成人に対する集団CBTアプローチの適用について講演をしてくださいます。この興味深い基調講演では、日本における吃音のある人々の治療の選択肢についての洞察が得られ、国内外の吃音のある人々に対するCBTの使用に対する意識が高まることが期待されます。世界各地で吃音のある人々が吃音をもちながら生活するためのさまざまなアプローチの可能性と、人々の生活の中で吃音に取り組むための新しい考え方や着想を提供することによって、様々な国や地域からの参加者の間で有意義な議論につながることが期待されます。

 #owmv2018

 

ANNIE BRADBERRY氏とMITCHELL TRICHON博士

これが最後の基調講演者の発表になります!吃音・クラタリング世界合同会議in Hiroshima 2018組織委員会は、本合同会議(テーマ:科学と吃音コミュニティ: ことばがつなぐ一つの世界)の最後の基調講演者をここに発表することを喜ばしく思います。Annie Bradberry氏とMitchell Trichon博士には、「吃音・クラタリング当事者・臨床家・研究者間の協力・連携関係の育成」テーマにお話しいただく予定です。

Annie BradberryBradberry氏の吃音当事者団体に対する情熱と支援の大きさには限りがありません。Bradberry氏は現在、国際吃音連盟(ISA)の会長を務めており、1993~2003年までは全米吃音協会(NSA)の事務局長を務めました。 Bradberry氏は、38年間NSAに関わり、これまで支部長、理事を歴任し、現在は地域コーディネーターとして活躍しています。 さらにBradberry氏は、米国音声言語聴覚協会(ASHA)の流暢性障害専門分科会の当事者代表としても活躍しておられ、現在は国際流暢性学会(IFA)のセルフヘルプ・権利擁護委員会委員も務めています。Bradberry氏は依頼があればいつでも地元の大学や教育委員会へ出向き、吃音のワークショップや研修を行う傍ら、吃音当事者のオンライン団体であるStutter Socialの主催者も務めています。 Bradberry氏は民間の非営利団体で25年の経験があり、現在の仕事は米国南カリフォルニアに本拠を置く全米規模の非営利企業の事務局長を務めています。

 

 Mitchell Trichon博士は、米国音MitchellTrichon声言語聴覚協会(ASHA)の認定言語療法士(CCC-SLP)です。Trichon博士はインターネットを基盤とした吃音当事者のオンライン団体であるStutter Socialの共同設立者でもあります。この団体は、吃音で悩む人々のための私設のソーシャルネットワークコミュニティです。またTrichon博士は La Salle Universityの教員でもあり、流暢性障害に関する大学院の講義や、吃音を抱えるクライアントの臨床研修を受けている大学院生の指導監督などをしています。 Trichon博士はこれまで10本を超える査読論文と50件以上の国際、全米、地域の学会・研究会等において、研究テーマである吃音当事者のセルフヘルプグループでの活動に関する研究を発表し、その重要性を聴衆に届けてきました。Trichon博士は吃音当事者であり国際吃音連盟(ISA)の理事も務めています。Trichon博士は以前、全米吃音協会(NSA)の理事会に参加し、成人吃音当事者支援グループの全国ネットワークを共同で主催していました。Trichon博士はまた、開業言語療法士として、直接面談やテレセラピー(インターネットを基盤としたオンラインによる臨床)を通して、吃音当事者への臨床も行っています。

Bradberry氏 とTrichon博士は、「吃音・クラタリング団体内での連携と協力を構築し、育成する方法」という大変興味深い話題を提供してくださいます。お二人の基調講演の中で、吃音・クラタリング当事者・保護者・臨床家・研究者間における連携の重要性を主題にした話題が提供され、私たちの思考は刺激されることでしょう。お二人は、これらの関係の過去と現在の意義と、これらの提携関係を互いに育成する方法について話してくださいます。この話題は、当事者・保護者・臨床家・研究者など、あらゆる異なる背景をもつ参加者が関心を寄せるに違いありません。

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これで、吃音・クラタリング世界合同会議in Hiroshima 2018の基調講演者全員の告知をしたことになります。様々な視点や角度、立場の異なるこれらのすばらしい基調講演が皆様の参加意欲を高めるアピールとなり、世界合同会議期間中に参加者の思考を刺激する議論を展開する起爆剤になることを願っています。演題登録期限が12月15日と迫っています!是非ご自身の体験、臨床・研究成果を発表しましょう!また、来年早々に参加登録を開始しますので、是非ホームページをチェックするなど、これからの学会開催までの動きに注目しておいてください。この刺激的な世界合同会議への参加をお待ちしております。広島でお会いしましょう!

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